交感神経と副交感神経(自律神経)の仕組みを知ってバランスをとろう。

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自律神経とは!?

交感神経と副交感神経は、自律神経と呼ばれる神経で、体温、発汗、血圧、呼吸、心拍、胃腸の運動などを無意識に調整しています。

交感神経は体を活動できるように活性化する神経で、これからやるぞ!!!という時や、同時に絶対になんとかしなければならないという緊張時に活性化します。

日本代表選手になったつもりで考えると、全体に勝たなければならないというプレシャーの中で全力でプレーしている時は間違いなく交感神経が活性化しています。

交感神経

副交感神経は、睡眠時や休息時、食事中や食後等安心している時や達成感を感じている時に活性化しています。

これも日本代表選手にならなくてもわかりますが、動けなくなるくらいまで全力で出し切った、やりきって、試合が勝利で終わった後をイメージすると副交感神経が活性化することがわかると思います。

本能的に働くので、常に襲われるかもしれない危機的な状況であれば交感神経が優勢に、危機が去ったと確信すれば副交感神経が優勢になります。

緊張が解けたら急に眠くなった。というのは交感神経優勢状態から突然副交感神経が優勢に切り替わったことで急に血圧が下がり眠くなったという状態です。

交感神経と副交感神経はバランスが重要で、このバランスが崩れた状態を自律神経失調症等と呼んでいます。

オンとオフのバランスような関係性でしょうか?

上記は一般的な認識を簡単にまとめたものですが、昨今は楽しみながらやワクワクしながら結果を出すチームや選手や会社も徐々に増えてきています。

楽しい状態はリラックス状態でもあり活動的な状態でもあるので、自律神経がどちらも活性化している状態です。

リラックスと楽しむ

プレッシャーに強い人というのは、どのような状況でも楽しんでやっている所があります。

しかし、それは、普段からしっかりと、交感神経も副交感神経もコントロールできているからだと思います。

自律神経は本能的な神経でもあるので、自らコントロールすることが難しい神経と言われていますが、字の如く、自らを律する、自律したメンタルを形成すれば、自律神経をコントロールが出来るともいえます。

自らを律するとは、目的のために生活リズム全般を自己管理する等も含まれるので食や日常使用するものまで意識を巡らせる必要もありますが、本能に左右されない目的があればそれは可能なのかもしれませんね。

補足:自律神経は視床下部に中枢があるために、そこに着目した整体・セラピーや、頭の後ろの生え際を温タオルで温めたりすると調整効果もあるようです。

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